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2024/03/08 20:00


  爲定 時(ためさだ とき)夢と迷いの右往左往ヒストリー

1992年生まれ、兵庫県芦屋市出身

大阪府在住




2008年

中学校卒業後

宝塚音楽学校へ一発合格で入学


毎日やる事がいっぱいの

一生懸命な毎日が楽しくて

夢中になって受験勉強をしていた。

「思いつくことは全部やった!」

「これ以上何をやったらいいの!」という状態で

入試に挑んだ。


「宝塚を辞めた後の人生のほうが長い」という

両親の勧めもあり、通信制高等学校にも入学


音楽学校入学時は成績が下から4番という劣等生。

毎朝、1番に登校して自主稽古をしていた。

「音楽学校生やってます!」感がただただ楽しくて、夢中だった。


卒業時には演劇・声楽・洋舞が10番以内。

総合成績、15番で卒業。




2010年

宝塚歌劇団入団 月組 娘役「叶羽時」として初舞台


2011年

通信制高等学校卒業
自分迷子の始まり


今まで夢中で突っ走ってきたけれど

自分がこれから、どうなりたいのか?

何を生きがいに生きているのか?が分からなくなる。


フランスに逃亡するように一人旅。

ジプシーにも囲まれて大変な目に遭う。


それ以降も

「こうなりたい!」「こうしたい!」が

見つかりかけるも「なんか違うな...」の繰り返し。


新人公演ヒロイン

メインキャストを6作品

ショー作品のヒロインパートを5作品務めたり

多数のメディアにも出演するも・・・


「自分の人生をどう生きたいか?」が分からない。

「こうなる!」と自信を持って人に言える

夢や目標が見つからない。

周りを気にして、自分の意見を貫き通せない。

自信が持てない。


「自分の人生を探すための」10年間でした。




2018年

「エリザベート」のヘレネ役をきっかけに

自分の家庭を持つことを夢見る。

「こんな旦那さんがいいな」

「こんな家族にしたいな」と

久しぶりに心躍る「こうなりたい!」を感じる。


年末にずっと目標にしていた舞台に出演することが

今後も叶う事がないと知って

「もう限界。これ以上頑張れない。あと1年にしよう」と退団を決意。


同時に

「宝塚人生に納得して卒業できるように、あと1年で自分の気持ちを整理しよう」

「あと1年あるし、だったら寿退団にしよう」と決める。




2019年12月28日

宝塚歌劇団退団


退団公演中に起業を決め、起業準備。

毎日寝る前の15分!

休演日に朝活してカフェで!

公演中の大休憩に!と時間を決めて起業準備。


これが良い息抜きになって、楽しくて仕方なかった。




2020年1月13日

ヘアメイクの美容講座/セルフコーチング事業で起業


2021年9月

入籍

「こうなったらいいな」と思い描いていたことが

そのまま形になった理想の夫婦の在り方が叶っている。


念願の1日警察署長も叶う。



2022年11月24日

シリア刺繍ブランド「Ahlam」を立ち上げる





  なぜ宝塚からシリア?

まさに”一目惚れ”でした。


報道番組でシリアの戦前と、戦争開始後の街並みの比較写真が映されて

「街そのものが世界遺産登録されているくらい歴史ある美しい街並み」と紹介されていました。


戦前の姿が、オリエンタルで、でもちょっとメルヘンで…

そんな街並みがドストライクでした!

「え〜😍行ってみたいなぁ」と。


でも、そんな綺麗な街も戦争によってボロボロに。

しかも、諸外国や過激派組織も入り込んで

非常に複雑な戦争になっていることも知りました。


生々しい映像も紹介されていて

心が「ウっ」と苦しくなりました。


日本から何かできることってあるのかな?と一瞬思ったものの

その当時、宝塚入団直後で自分の世話で一杯一杯...


それでも、時々気になって

ネットで「シリア 今」と検索していました。

”いつも頭の片隅にある気になる存在”でした。


そのまま10年ほどの月日が過ぎ・・・

宝塚を退団し、起業して数年経った時

「あの時何もできなかったけれど、シリアの復興につながるようなビジネスをしたい」と思い

2022年の11月末にアハラームが形として出来上がりました。





  シリア刺繍を選んだ理由

シリアは、様々な”美しさ”が存在する国。


日本とほぼ同等の教育レベルに

2011年までは日本の20倍も治安が良かった国。

螺鈿・寄木細工・刺繍・石鹸など伝統工芸も盛んで

食事も美味しい。

それらの”美しさ”が、人間によって壊されていようとしていて

調べれば調べるほど、状況に愕然としました。


戦争のイメージを覆すような

「美しいもの」を日本に持ってくることで

ポジティブな側面から光が当てられるんじゃないか?と思いました。



刺繍をみたときに

「これを日本で売ったら楽しそう!やりたい!」って素直に心がときめいたんです。


売り手である私が、楽しめないことには長続きしないし

「かわいそうだから」だけでビジネスするのは、シリアに失礼かな。とも思って。


だから、この時の「楽しそう!」はいい感覚だったし

シリアの人々へのリスペクトにも繋がっています。


何より「こんな素敵なものを日本に持ってきてくれてありがとう」と

仰ってくださるお客様がいる。


勇気のいることではあったけど

シリア刺繍を扱えて、本当にありがたいな。と思います。

そして、自信を持ってお届けできることにも感謝しています^^



  刺繍作家との出会い

出会いは・・・Instagramです!


どうすればシリア人の方と出会えるのか悩んでいた時

パレスチナ刺繍を扱ったフェアトレード団体の方が

大阪で出店されている情報を目にしました。

もしかしたら、お話を伺えるかも?と思い足を運びました。


当日・・・
なんとタイミング良くオーナーさんが在店されているではありませんか!


話を聞いてみたい…でも厚かましいかな?とか考えながら、
店内をぐるぐるして葛藤しつつ(笑)

私)

「あのー....私もシリアの刺繍を扱って

ビジネスをしたいと考えているのですが…

海外の職人さんとは、どうやって出会われたのですか?」


オーナーさん)

「あーーーインスタですよ。いいなぁ。と思った方に「Hi」ってDMで連絡してみました」


・・・・!!インスタ!!!「Hi」・・・!!!!

そんな感じなんだ!なら、できる!と思えました。


現地にまで足を運んで

ボロボロになりながらでも、這ってでも

運命の人にたどり着かなきゃ!くらいに思っていました。

でも、現実問題として今は渡航禁止だし。

今すぐには難しいかな。と思っていたらInstagram!



それからは、ひたすらインスタと睨めっこです。


刺繍の技術やセンスはもちろん

言葉遣いや、写真から伝わる雰囲気が「いいなぁ」と感じる方

4名に問い合わせてみました。


その中で唯一、お返事をくださったのがLenaさんでした。

そりゃ、正体不明のJapaneseから仕事togetherしましょうって連絡きたら

怪しいなって思いますよね。

お返事をくださったLenaさんには感謝してもしきれません。

ちなみに、一度Lenaさんにはお断りされているのですが

その断り方も丁寧で・・・。


お人柄の素晴らしさを感じて、諦めきれず!

「刺繍が辛くなるような依頼の仕方は絶対にしません」とお約束して

ご一緒させていただくことになりました。



そして、ご親戚でらっしゃるSarahさん・Lanaさんもご紹介くださり♪

チームができました。

Sarahさん、Lanaさんは現地でもインフルエンサーで大人気の方!
現地のテレビでもガッツリインタビューされるような方。

本当に、素晴らしいご縁が繋がりすぎて、震えます。

とにかく、刺繍の技術とデザインセンスが素晴らしい。

そして、そして仕事も、書類の作成も、伝達事項も丁寧!!


フェアトレードされている方で
現地の方とのやりとりに苦戦した。というエピソードをよく聞きますが

私はこの点においての苦労がないのは本当に恵まれています。

皆さんに感謝、感謝です。


イギリスのお家にも、夫と遊びに行かせて頂いて

ご家族と一緒にお食事したり・・・



刺繍も教えてもらいました♪全くできなかったのですが!笑!!





  メディア掲載・イベント出演歴

2020年4月  山梨放送ラジオ出演

     7月  FM宝塚ラジオ出演


2021年1月  小学館「和樂」インタビュー掲載

         https://intojapanwaraku.com/culture/137438/

     9月  京都府福知山警察 1日署長

        「夢を叶えるために」講演会・市長表敬訪問

     12月 サンクチュアリ出版 

        「挫折を幸せのきっかけに変える」トークイベント


2022年1月  県立長田高校

        「家庭も仕事も諦めない女性の生き方」インタビュー

     2月  サンクチュアリ出版
         YouTube出演

     9月  NPO法人 Piece of Syria  オンラインイベント登壇
          https://www.facebook.com/watch/live/?ref=watch_permalink&v=594363262474398



2023年11月 NPO法人ETIC.  「beyond meeting」 登壇

         「戦争で傷ついた国から美しいものを届ける」スピーチ 


2024年1月  社会課題解決MAP掲載

         https://2020.etic.or.jp/actions/ahlam/
         シンポジウム「トルコ・シリア大地震から1年:シリア被災地支援の成果と課題」@東京大学 登壇
         





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内容を確認後お返事をお送りいたします。



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